公開日: |更新日:
こちらではストレッチスーツについて取り上げ、その特徴やメリット、注意すべき点、選び方のポイントなどを取りまとめてご紹介していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
その名称の通り、伸縮性に優れた素材を用いることで、動きやすさに重点を置いているスーツのことをストレッチスーツと呼称します。近年では、衣料系の量販店のテレビCMなどでも大きくアピールされていますね。
一般的なスーツは、ウールもしくはウールとポリエステルの混紡素材を用いているケースが多いのに対し、ストレッチスーツにはポリウレタン系のライクラ・スパンデックスやポリエステル系のソロテックスなどの素材を用いているのが大きな特色となっています。
上記の通りストレッチスーツは伸縮性のある素材を用いているので、動きやすく、窮屈感を大きく軽減してくれるというのが大きなメリット。例えば外回りの営業マンや、スーツ着用で作業を行うといった職種の方には、まさに適していると言えるでしょう。デスクワークの場合でも窮屈に感じにくいので、よりリラックスして仕事に打ち込めます。
また伸縮性に優れた素材なので、細身のシルエットのデザインを選んでも、圧迫感をあまり感じることなく、おしゃれに着こなすことができます。加えて、伸縮性素材ゆえに、しわになりにくいというメリットも見逃せないポイントとなっています。
ストレッチスーツにはポリエステル系やポリウレタン系などの化学繊維を用いることで伸縮性を実現していますが、これらはウールなどの天然素材に比べると、耐久性には劣っているというウイークポイントがあります。とりわけ紫外線や湿気の影響を受けやすいという点は、予め踏まえておいた方がよいでしょう。
またクリーニングにもあまり強くなく、クリーニングを繰り返すことで繊維にダメージが蓄積され、肝心の伸縮性が損なわれてしまうという場合もあります。クリーニングに出す際は、業者にストレッチスーツである旨をキチンと伝えた上で依頼すべきです。
ストレッチスーツには大きく分けてポリウレタン系とポリエステル系の素材があります。ポリウレタン系はより伸縮性が高く、ポリエステル系はポリウレタン系よりも伸縮性はやや低いものの耐久性はより優れているというのが両者の違い。どちらを重視するかで、選ぶべき素材が変わってきます。
また伸縮性素材ゆえに細身のシルエットのスーツを選べますが、極端に小さいサイズを選んでしまうと生地への負担が大きくなり、寿命が短くなりがちです。この点もしっかりと踏まえておくべきです。
PICK UP
オーダースーツ通販のおすすめ3選
ここでは「ネット完結」が可能な3つのブランドをピックアップし、標準カスタマイズ範囲や取り扱い生地などについて比較しました。(2021年11月時点)
「カスタム・生地」のブランド
オーダーするならサイズ&ディティール重視
USTED KOUAHKINN(アステッドコーキン)
200種類以上
採寸 |
①お気に入りのスーツを送る ②自分でサイズを入力 ※初回のみサイズ調整可 |
---|---|
縫製 | 国内工場 |
参考価格 | 53,900円~ |
「百貨店」のブランド
オーダーなうえにブランド重視
HI TAILOR(ハイ テーラー/三越伊勢丹)
70種類以上
採寸 |
・写真2枚を自分で撮影 ※決済後の調整は要問合せ |
---|---|
縫製 | 国内工場 |
参考価格 | 38,500円~(※税不明) |
「安さ」のブランド
オーダーだって安さを重視
Suit Ya(スーツヤ)
18種類以上
採寸 |
①お気に入りのスーツを送る ②自分でサイズを入力 ※初回のみ5000円でサイズ調整可 |
---|---|
縫製 | 海外工場(ベトナム) |
参考価格 | 29,800円~ |